赤ちゃんがおぼれた場合の対処
赤ちゃんがお風呂等でおぼれた場合はすぐに水からだし、意識を確認しましょう
●意識があり、すぐに大声で泣いた場合
水から出して、すぐに大声で泣き、その後、いつもと変わらない様子で
食欲もあるようだと、さほど心配はありません。稀に後から意識障害が起こる場合がありますので、その日は安静にし、数日間はしっかりと様子を見るようにしましょう。異変を感じた場合は即受診してください。
●水を飲んでいるが意識がある場合
赤ちゃんをうつ伏せにし、頭を低くして肩甲骨の間辺りを叩き水を吐かせます。大人がイスに座って赤ちゃんを膝に乗せてやるといいでしょう。無理に吐かせると、肺に水が入ってしまい危険な場合があります。なかなか水を吐かない場合は、無理に吐かせる必要はありません。着替えさせ、体を温め、様子が落ち着いたら受診をしましょう。
●ぐったりとしていて意識がない、呼吸が弱い
意識が無い場合は、下の付け根が気道をふさいでしまうことがあるので、呼吸の確保が大切です。赤ちゃんを仰向けにし、頭をそらせ、あごを持ち上げて気道を確保します。呼吸の有無をしっかりと確認してください。即救急車を呼びましょう。
呼吸をしていない、心臓が止まっている場合は、救急車を待つ間に、人工呼吸や心臓マッサージをしましょう。
赤ちゃんは水深10cmでもおぼれてしまうことがあるそうです。お風呂だけでなく、トイレや洗濯機、ベビープールなどで遊ばせる場合も、目を離さないように、注意が必要です。また、水周りに赤ちゃんがうっかり近づかないように予防するようにしましょう。
参考サイト
2016/03/25 更新
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